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現在、メタボリックシンドロームの判定基準として、おへそ周り85センチ以上という考え方が一般に浸透しています。

厚生労働省では、’08年の4月から企業などに義務化される「特定健康診断・特定保健指導」において、この基準をもとに、メタボリックシンドロームおよびその予備軍を認定するそうです。

しかしながら、1月5日(土)刊の『朝日新聞』に、興味深い記事が掲載されました。

記事によりますと、そもそもこの基準は’00年に日本肥満学会によって定められた、とあります。内臓脂肪が100平方センチある男女数百人の腹囲の平均値として、男性85センチ、女性90センチという数値がはじき出されたそうです。
目安の意味合いで定められたような85センチですが、非常に分かりやすかったため、瞬く間に広がっていきました。主唱した研究者も、これほど普及するとは予想していなかったそうです。

どうも、無理をして85センチということにこだわる必要はないらしいのですが、他にかわる判定基準もなく、ひたすら信奉され続けているようです。
該当する働き盛りの中高年の多くは、この基準でメタボリックと診断される限り、84.9センチ目標の過酷なダイエットの日々を強いられることになるでしょう。

ようやく厚生労働省では、基準を見直すための大規模調査を開始したそうですが、特定健診実施までにどのような成果が得られるのかが注目されるところです。

 
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