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漢方薬の小部屋
漢方薬と健康“漢方薬と健康”では、健康維持や病気予防に役立つ漢方(中医学)の知恵を掲載しています。 |
植物性の消化薬
明けましておめでとうございます。
みなさん、お餅(もち)は召し上がりましたか?
中医学で、お餅は胃腸を温めて元気をつける食べ物とされています。
しかし、お餅は消化に悪く、よくもたれることがあるので食べ過ぎは禁物です。
子供に与える時は、特に注意が必要ともされています。
正月明けには、お餅の食べすぎからか、胃のもたれを起こす人が増えます。
“もたれ”というのは、胃腸が疲れているから、これ以上食べ物を入れるな、という体からのサインと考えています。
中医学で消化促進し、もたれを楽にしてくれる生薬と言えば、穀類の消化を助ける神麹(しんぎく)、肉類の消化を助ける山楂子(さんざし)、麺類の消化を助ける麦芽(ばくが)などが有名です。
簡単にいえば、天然の消化薬です。
日本ではこれらを手軽に、飲めるようにした、お茶もあります。
お餅以外にも重い物を食べ過ぎてしまったとき、夜遅くご飯を食べてしまったときなどにもオススメです。
食べたものが、いつまでも残っている感じや、翌朝、胃腸がスッキリしない人は、ぜひ、お試しください。
執筆: テンミョウ薬局 天明勉
《 テンミョウ薬局のご案内 》
初期のカゼは自分で治せる
漢方薬を飲んだのに風邪が治らなかった経験はありませんか?
中医学では風邪を大きく二種類に分けます。
そして、この種類を間違えると適確な効果がでないのです。
その二種類とは

(1) うなじが「ゾクゾク」のカゼ。
中医学では「風寒(ふうかん)」のカゼといいます。
風邪(ふうじゃ)と寒邪(かんじゃ)の連合で風寒(ふうかん)です。
症状は とにかくゾクゾクします。
他には 寒気がひどい、発熱していても本人は寒がる、うなじや背中がこわばるなどです。
原因としては寒い思いをしたことです。
西洋医学では寒さだけで風邪を引くことはないとされています。
でも、外で立ち話をして冷えてしまったときや、髪が濡れたままコンビニに行ったりした後に寒気がでることがあります。
皆さん心当たりがあるのではないでしょうか?

(2) のどが「チクチク」のカゼ
中医学では「風熱(ふうねつ)」のカゼといいます。
風邪(ふうじゃ)と熱邪(ねつじゃ)の連合で風熱(ふうねつ)です。
原因はウィルスに接触したことです。
風邪を引いている人のそばにいったり、病院や人ごみに行ったなどでもらってしまいます。
症状は、のどが痛い、ちくちくする、熱感がある、寒気はひどくないなどです。
この初期症状を経た後に鼻水やせきなどが出てきます。
実は、よく聞く“葛根湯(かっこんとう)”という薬は(1)のタイプにしか効かないのです。
玉子酒やネギや生姜を使った民間療法も(1)のタイプの風邪ならばよく効いてくれますが(2)のタイプにはあまり効きません。
なぜなら、葛根湯やネギやショウガは、体を温めながらカゼを追い出すからです。
体が冷えてゾクゾクしている(1)のタイプには、効くのですが、寒気はひどくなく、むしろ熱感が強いようなカゼには効かないのです。
そして困ったことに現代では(2)のノドからくるようなタイプの風邪がほとんどなのです。
さて肝腎の治し方ですが風邪の初期に①のタイプの風邪であれば「葛根湯」というお薬をゾクゾクしたときに、すぐに飲めば治ります。
もちろん温めることが重要なので、生姜湯、くず湯などでも代用できます。
(2)のタイプであれば、のどがチクチクしたときに「天津感冒片(てんしんかんぼうへん)」というお薬を飲めば風邪がそこから先に進みません。
この「天津感冒片(てんしんかんぼうへん)」、テンミョウ薬局では、よく押し売りします 。
なぜ押し売りするのか?理由は2つです。
理由1.自分で風邪を食い止めることが出来るから
理由2.飲むタイミングが、重要でいつも持ち歩いて欲しいから
使い方も簡単です
「天津感冒片」は錠剤で、そのまま持ち歩いていつでも飲めます。
飲むタイミングはノドがチクチクしたときに、その場で飲みます。
これを上手に使うと一番多い風邪のタイプの、ノドが痛い→熱が出る→咳が出ると言う一連の流れを、最初の段階で止めることが出来ます。
なぜこんなに風邪薬にこだわるのかというと、若い人ならば一時的に辛い思いをするだけですが、お年よりやお子様、体力のない人は本当に体力を削られてしまうからなのです。
他にも受験生や抗生物質を使いたくない人にもお勧めです。
早めの風邪ならば自分で治せます。ぜひ一度お試しください。
執筆: テンミョウ薬局 天明勉
《 テンミョウ薬局のご案内 》
本格的に秋めいてきました。寒い冬もすぐそこに来ています。秋は、痛みとしびれが再発し、又は悪化する季節です。
これは、寒さと乾燥(外因)により、自律神経が緊張して、血行が悪くなり、筋肉や骨に、充分な栄養と酸素が行き渡らないために「於血(内因)」が発生するためにおこります。

特に、屋外で働いている方には、「肩こり、頭痛、五十肩、坐骨神経痛、腰痛、リウマチ、関節痛」などの“痛みとしびれ”を訴える方が増えてきます。
当店では、長年、痛みとしびれを訴える方の漢方相談を数多く手掛けております。
痛みとしびれにお困りの方の訴えは、病院に通ったけれど治らない、針灸、整体、按摩、マッサージ、温泉にいっても良くならない、という方です。
また、長期に西洋の鎮痛薬を飲んだために、胃を痛めてしまったという方もいらっしゃいます。
当店の漢方薬を飲んだ方からは「数年にわたる頭痛と肩こりが解消した、五十肩の痛みがとれて楽になった、腰痛がとても軽くなり歩けるようになった、坐骨神経痛のしびれがほとんど無くなった」などの喜びの声が届いております。
漢方医薬学では、関節や筋肉の痛み、しびれ、だるさなどの病気を「痺症(ひしょう)」と呼んでいます。
「肩こり、頭痛、五十肩、坐骨神経痛、腰痛、リウマチ、関節痛」などは、“痛みとしびれ”が共通していることから、全て「痺証」に属する病気だとされています。
痺証の「痺」という文字の意味は、「塞がっていて通じない」という意味です。
漢方には、『通じざれば、すなわち痛む』という言葉がございます。これは、身体の中の「気血水」の流れが、何かの原因(障害)で、通じなくなると、痛みが発生するという教えです。
例えば、椎間板ヘルニアは、骨と骨の間にある軟骨が飛び出て、神経を圧迫(障害)するために、痛みやしびれを生じさせます。
このように、なんらかの原因で、血行が障害されると、酸素や栄養が行き渡らなくなり、このままでは、細胞が死んでしまうという危機のサインが、“痛みとしびれ”という形になって現われてきます。
“痛みとしびれ”は、筋肉や神経や骨や関節の悲鳴なのです。

この“痛みとしびれ”をともなう痺証は、その性質から、「風痺」、「寒痺」、「湿痺」、「熱痺」、「頑痺」の五種類の痺証に分けられ、それぞれに漢方的な良く効く治療法がございます。
漢方では、ひとりひとりに合わせて相談をしていきます。詳しくは、ご来店になりご相談ください。
執筆: 伊勢佐木町漢方堂 高木佳久
《 伊勢佐木町漢方堂ホームページ 》
そろそろお肌の乾燥の季節です。
顔や手を洗ったあとにつっぱったりゴワゴワしたりしませんか?
最近は保湿性の高い化粧品がいろいろと出ているようですが、それだけで良いのでしょうか。
中医学では、肌の問題は表面だけではなく、内面の現われと考えます。
特に秋は「肺(お肌)」に注意をしなければならない季節とされています。
肺という臓器はいつも潤っているのが正常とされ、その働きは呼吸のほかにもスプリンクラーのように全身に潤いやエネルギーをまいていると考えています。秋は空気中の湿度が低下し、たとえ汗をかいていなくても皮膚からどんどん水分が蒸発してしまい、系絡でつながっている「肺」もまた乾燥してしまうのです。
その結果、肺の働きである潤いを運ぶ力も低下してしまい体の外側だけでなく、内側から乾燥してしまうのです。
実際、どんな化粧品を使っても乾燥がひどい人とそうでない人がいます。
それは、内側(内臓)から潤っている人と、そうでない人がいるからなのです。
お肌の潤いは本来、常に内側から補充されているはずです。
外から いくら潤いを足そうと、内側から乾いている人は なかなか お肌の改善が見られないことが多いのです。
漢方薬はこの内側からの潤いを補充することや、潤いを届けてくれる肺を元気にしてあげることが、得意なのです。
乾燥肌以外にも、内側が乾燥している人に、多く見られる症状が空咳や、便秘、髪のパサツキです。
こういった症状を併せてお持ちの方は、特に内側からの保湿をオススメいたします。
体の内面からお肌を潤したい人、体質との関係を知りたい方はぜひご相談ください。
執筆: テンミョウ薬局 天明勉
《 テンミョウ薬局のご案内 》