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漢方薬の小部屋
漢方薬と健康“漢方薬と健康”では、健康維持や病気予防に役立つ漢方(中医学)の知恵を掲載しています。 |
処方箋の調剤もお受けしている当薬局において、私がいつも気になる患者さんの病名ナンバー1はズバリ「糖尿病」です。
インスリン治療や内服薬など西洋学の治療ではある程度決まったやり方というものがありますが、中医学の場合は糖尿(漢方では「しょうかち病」と呼びます)の原因というものを実に細かく分類し、その原因を治癒させる方向性をもって改善を行なっていきます。
これらをわかりやすく、大きく分類しますと(1)食生活の不摂生による発症、(2)精神的刺激による発症、(3)老化、性欲過度と陰虚体質による発症の3つに分けることができます。
(1)は日常的に油分の多い食事や濃厚なものを過食している人に多く、胃の中に余剰な熱(胃熱)が発生し、これが体の中の陰液(余剰な熱を覚ます体液のようなもの)を消耗させることにより糖尿を発症させるもの、続いて(2)は長期間にわたって気分がふさいだり強い精神刺激を受けたりすると気鬱や気滞(精神的な抑うつ状態)に陥ることにより、全身の津液(体をめぐる体液の全て)を消耗することでこれが糖尿の原因になる。最後の(3)は老化や過度の性交などにより臓器を潤すいわば冷却水が大きく消耗し、結果として糖尿病の発症につながる。これらの原因を総括して考えますと、糖尿病の発症する原因として漢方が捉えているのは様々なマイナスの要因により、体を潤したり冷却する「体液」が大きく消耗し、その結果として糖尿病の様々用いていくのが良いかというと用いていくのが良いかというとな原因が発症するようになっていることがわかります。
また、血液の汚れなども発症の原因や、糖尿病を悪化させる原因になります(むしろ血液の汚れはメインの原因になることもしばしばあります)。これらのタイプ対してどのような中成薬や自然薬を用いていくのが良いかというと、それぞれの原因を根治させていくものが必要になります。症状というものはまさに十人十色ですのでご用意する薬の処方は人により全く異なります。例えば原因に血液の不調がある場合は体液を増やし、血液の「粘り」を改善する「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」や、血液の「詰まり」を改善する「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」などは糖尿病の根本原因に対して広く作用していくので非常に便利なアイテムです。また、老化や陰虚体質によるタイプには各種の「補腎薬」などが効果的なケースが多くあります。その他にも様々な中成薬がそのタイプにより選択可能です。
西洋薬で血糖値のコントロールをすることはもちろん大事なことではありますが、根本原因を取り除いていくということは中成薬の特徴と言えると思います。
糖尿病は症状が出づらい病気ですが、それゆえに気がついた時にはかなり症状が進行し、網膜、腎臓などに重篤な合併症を引き起こしたり、最悪の場合、壊疽などにより足等を切断するようなケースもあります。
日本は「糖尿病大国」です。自分は大丈夫、と思うことなく、日頃からの健康管理に努めましょう!正しい中成薬の使用もまた、予防、改善に大変効果的です。
執筆: 漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也
《 漢方のスギヤマ薬局ホームページ 》
先進国で上位の死因をいつでも独占しているのは「血管病」です。
日本もそれは例外ではなく、なんと現代では三人に一人がなんらかの血管病により死亡しているという事実があります。
中医学の考え方では「人は血管と共に老いる」と言われています。
年齢とは関係なく、老けてしまう人、反対にいつまでも若々しくいられる人。これは「血管力」に差が出ていると思います。
血管を老化させてしまう原因としては過食や変色、運動不足などの悪い生活習慣をはじめ、大気汚染やストレス、食品添加物や放射能なども考えなくてはいけません。
ただ、タチの悪いことに血管の老化には自覚症状がないことがほとんど。そのため、ある日突然大病に襲われ、後遺症を残してしまったりすることもしばしば。
自分の血管の状態を知り、必要なケアを始めることで「強い血管」を作り、元気で長生きを実現しましょう!
まずとにかく気を付けなくてはいけないのは動脈硬化を進める「高血圧」。高血圧になると血管の内皮細胞を傷め、血管壁を膨らましてしまうことで血管を硬く、もろくしてしまうのです。
この内皮細胞というのは血管を広げてくれる「一酸化窒素」や血液が固まるのを防いでくれる「プロスタサイクリン」などの物質を作り出すことで血管の元気を守ってくれるものです。
さらに、高血圧の他にも「酸化ストレス」と呼ばれる原因も存在します。
「酸化」とは体を「錆びさせる物質」のこと。過度のストレスにより、体の中に酸化物質が生まれ、その結果、血管の老化を進めてしまいます。こちらもご注意。
さて、血管を元気にする生活習慣とは?まずは塩分量を減らすことはよく言われていますが、ただ減らすというのはなかなか難しいもの。
ここでオススメなのは、体内のナトリウム排出を促すリンゴ、いも類、海藻類などを積極的に摂るというやり方。「攻めの減塩」と私は呼んでいます。
また、睡眠時間については寝る時間を一定にすることが大切。何より睡眠の質を悪くしている病気を改善させることも大切。
運動については少しきつめの有酸素運動がお勧め。と言っても無理のかかるものではなく、一日1万歩(45~60分)程度のウォーキングで十分。少し歩調を早めて歩くと良いでしょう。
やや心拍数が早くなる感覚を実感しながら、を目安にされるとなお良いと思います。何事もやりすぎは良くありません。
血圧を下げるものとしては「田七人参」にその効果が期待できます。
また、血管や血液の質を改善させるのには「冠元顆粒」や「婦宝当帰膠」などを用いるのも効果的です。
執筆: 漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也
《 漢方のスギヤマ薬局ホームページ 》
西洋医学では、あまり病気として考えていないかもしれませんが、中医学では治療の対象として考えています。
中医学では、内臓の位置を エネルギー(気)を使って、支えている、固定しているという考え方があるのです。
イメージしてみて下さい、地球には重力があり私たちは、それに逆らって、立ち上がり、頭や体という重いものを支えているのです。
現代医学では、あまり言いませんが、物理法則として考えれば、相当なエネルギーを使っているのです。
ではこの支えるためのエネルギーが減ると、どんな症状が出てくるのでしょうか?
先ずは、だるい、座りたいとか、横になりたいという感覚です。
横になれば、当然、立っているよりもエネルギーが少なくてすみます。
体が節約モードになっているのです。
それくらいならば、良いのですが、もっと、エネルギー不足が進むと、内臓が下に落っこちてしまうような感じがします。
特に夕方のように、疲れたときにおこることが多いです。
これは、胃下垂に限らず、脱肛や子宮脱、遊走腎なども同じ考え方をします。
年をとると、体のいろいろな部分が緩み、下がってくるのも、同様に考えます。
治療はもちろん、この支えるための、エネルギーを増やしてあげれば良いのです。
漢方薬にはこういったものが、いろいろと用意されています。
お困りの方は、ご相談ください。
執筆: テンミョウ薬局 天明勉
《 テンミョウ薬局のご案内 》
これからは、食中毒などが増える時期です。
特に、子供や老人は注意が必要です。
しかし、同じものを食べても、症状が出る人と出ない人がいます。
この差は何でしょうか?
中医学では、これを胃腸(脾:ひ)の強さの違いと考えています。
脾の働きは(消化→吸収段階)、胃でドロドロにした、食べ物から、必要なものと、不必要なものを分別して必要なものは吸収、いらない物は、便に送ることと考えています。
つまり、胃腸の働きがしっかりしていれば、多少、悪い物を食べてしまっても、自分の力で、いらないものを排出できるのです。
別の言い方をすれば、消化管の中は、まだ、体の外側ともいえます。
チクワで言えば、焼き目がついているほうが皮膚、中の穴は消化管です。
この、内側の管(=胃腸)から、体に入るときに、しっかり消化して、必要なものと、不必要な物をしっかり分別すればよいのです。
食中毒に限らず、食べ物アレルギーでも、食品添加物でも同じことです。
もちろん、体によくないものを食べないのが一番なのですが、たとえ消化管に入ってしまっても、それを上回る処理能力があれば困ることはないのです。
脾(=胃腸)の力が落ちている証拠は、便が乱れたり(ゆるかったり、毎日出ない)、食欲が乱れたり(なかったり、ムラがある)、食後眠くなってしまったりすることです。
つまり、邪魔なものの処理能力も充分に発揮できていないのです。
漢方薬は、胃腸の働きを助けることで、消化能力をあげ、同時に有害なものを取り込まない体を作ることができます。
お困りの方は、ご相談ください。
執筆: テンミョウ薬局 天明勉
《 テンミョウ薬局のご案内 》
ご相談として件数はさほど多くないのですが相当数の方が感じている「眼精疲労」。
眼精疲労の症状は、目がかすんだり、明るい所に出るとまぶしい、目の奥が痛む、充血など、人によって様々ですが、時には肩や首筋のこり、頭痛、吐き気、イライラやうつ状態など、全身症状が現れることもあります。
眼精疲労と一言に言っても、原因は目の使いすぎだけではなく肝臓や胃腸などの内臓疾患が原因になっている場合もあり、糖尿病や脳腫瘍の初期症状として現れることもあるので、たかが眼精疲労と放置しておくのは禁物です。
中医学では、目の疲労は血液の貯蔵庫である「肝(かん)」の失調にあると考えられています。目を使うと、目の栄養源である血液が消耗されます。
例えば長時間パソコン等で目を酷使すると、血液循環が悪化し、目に栄養が行きわたらなくなります。
こうした状態が慢性的に続くと、目の症状だけでなく、血行障害による頭痛や肩こりが生じます。
また、集中力の低下やイライラするなど、精神的にも大きな影響を与えることになるのです。
このような症状に効果が高いのが「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」。中国では「飲む目薬」として非常に重宝されています。
執筆: 漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也
《 漢方のスギヤマ薬局ホームページ 》
ニラは、ゆり科の多年草で、古くから、滋養強壮作用のある野菜として、食べられてきました。
ニラの独特のにおいの元である硫化アリルは、殺菌作用があり、ビタミンB1の吸収を促進して疲労回復を助けます。
さらに、自律神経を刺激して、新陳代謝を活発にし、体内に滞っていた「気血水」の流れを改善するため、血液をサラサラにします。
ニラは、食物繊維も豊富で、消化促進作用もあるので、胃もたれ、便秘や下痢などの胃腸症状を改善します。
身体を温める野菜なので、冷え性や冷えで悪化しやすい生理痛の改善にも役立ちます。
ビタミンB群やビタミンC、カルシウムやカリウムなどのミネラルもバランスよく含まれています。なかでも、皮膚や目の粘膜を丈夫にするビタミンAは、豊富で、ニラ一把で、一日のビタミンAの所要量を満たします。
便秘の改善には、ニラの他、食物繊維の多い野菜やミネラルの豊富な海草(ひじき・わかめ)を摂りましょう。
但し、潰瘍(かいよう)などが、原因の便秘には、水に溶けないゴボウや竹の子は控えてください。また、腸内で醗酵するサツマイモや栗は、潰瘍があるときは、なるべく食べないでください。
下痢の改善には、冷たいものを控えて、ニラの他、身体を温めるカボチャや生姜、えびや鶏肉などを取り入れた消化のよいお粥・野菜スープなどを摂りましょう。
食養生をしても、なかなか治らない便秘や下痢は、一度、漢方薬も試してみませんか。
ひと様にいっても分かってもらえない不快感、病院に行っても病名もつかないつらい症状、お気軽にご相談ください。
漢方薬のここちよい穏やかな効き目で、どんどんと改善いたします。
早めの養生が、あなた様自身を助けます。
お気軽に当店にお越しくださいませ。
執筆: 伊勢佐木町漢方堂 高木佳久
《 伊勢佐木町漢方堂ホームページ 》
当店でお悩みのご相談が多いものに、口内炎、水虫、吹き出物(ニキビ等)などの疾患が挙げられます。
これらがそれぞれ発症する原因は異なりますが、基本的には「身体の内部の不調が外にサインとして表れた」ということに関して共通しております。
例えば口内炎は胃腸系の不調(胃炎や慢性胃腸虚弱など)により起こることが多く、水虫は漢方の言葉でいうところの「湿邪(不要な水分が体内に溜まることで起こる害)」により発症する疾患とされており、吹き出物はストレス、生活習慣の不備などによりトータルとしてダメージが大きくなった時に様々な色、形で発症します。
これらに対しては抗菌剤や抗生物質を使う西洋治療が一般的ですが、これでは菌の根絶はできても発症する体内の不調のケアは全くできません。
それぞれの疾患がどういう原因でどういう形で発症するのか、例えば水虫でもジュクジュクタイプと乾燥で熱を持つタイプで異なるように同じ病名でもやり方が全く違うということも漢方や自然薬による治療では普通にあります。
そういった個別の疾患の症状に対して一つ一つオーダーメイドに対策を講じていくのが当店のやり方です。
年齢や性別によってもまさに千差万別、どうぞお悩みの方はご相談ください。
執筆: 漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也
《 漢方のスギヤマ薬局ホームページ 》
暑い季節はやはり発汗が気になります。特に湿気が多い地域はじめじめじとじとの汗と言うのは大変に不快なものですよね。
そもそも汗をはじめとする身体の体液は漢方では「津液(しんえき)」と呼ばれ、それぞれが身体を動かすためのエネルギーとなって働いています。
中でも汗が止まらない、一度に多くの汗をかく、または寝汗を毎晩かいてしまう・・こういうことが続きますと身体は夏の暑さによりどんどんと消耗していってしまいます。
ここで陥りがちなのは多くの水分を摂るということ。水分の摂取自体は良いのですが、ついついキンキンに冷やしたりしてしまいますと身体を冷やしすぎてしまい、胃腸障害などに代表されるようにむしろ体調を崩してしまいがちです。
ここでお勧めしたいのはもうご存知の方は夏の必須アイテム「麦味参顆粒」です。
身体の津液を増やすことで血液の粘性を改善したり、発汗による体力の消耗を防いでくれます。
まさに「夏バテ」の予防、改善に大活躍してくれる中成薬です。
暑さに弱いご高齢者やお子様、スポーツやお仕事をなさる方、是非お試しあれ。
執筆: 漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也
《 漢方のスギヤマ薬局ホームページ 》
「今年の夏は「節電」の名の元に冷房の使用などを自粛するムードが漂うことでしょう。
「計画停電」は実は行う必要がないという事実も取りざたされていますが、今のところ夏の電力については確実なことが言えない現状です。ただ、例年「冷房病」に代表される過度の冷房の使用により逆に体調を崩される方が増えている現状を考えますと、冷房を使わないというのは実は身体にとっては良いことだと考えております(体力のないご高齢者や小児は適度な冷房は必要かと思いますが)。
とはいえ丸腰で近年の「異常な暑さ」に臨むのは得策とは言えません。ここは暑さに負けない体づくりで冷房を使わずに夏を乗り切る対策を考えてみませんか?電気店などでは扇風機が飛ぶように売れ、様々な節電+暑さ対策グッズが人気を呈しているようですが、当店もまた例外ではありません。
当店では暑さで身体が衰弱するのを防ぎ、熱射病を予防する「麦味参顆粒」をはじめ、夏負けを防ぐ漢方薬や自然薬の需要が夏に向けて高まってきております。
「知っている人は得をする」のは正しい漢方の使い方を知っている方にピッタリの言葉だと思います。今年の夏を例年以上に健康的に過ごしたい!という方はどうぞお早めにご相談ください。
特に小さなお子様、ご高齢者ご家族におられる方は是非ご相談くださいませ。
ピンチをチャンスに変え、本当の意味での夏に負けない身体づくりと健康を手に入れてみませんか??
執筆: 漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也
《 漢方のスギヤマ薬局ホームページ 》
「心肺機能の停止」という言葉が「死」を表す言葉としてとらえられることがありますが、まさしく「心肺」は命そのものの活動を表します。
漢方でも「心」と「肺」の機能が失調するとまず動悸、息切れ、寝汗、空咳、だるさ、口渇などが現れます。これは身体自体が虚弱化し、様々な臓器や抵抗力、免疫力を低下させる大きな原因になっているということ。
これが進むと体液が枯渇し、だるさは起き上がれないほどのものになり、最後には命を脅かす危険性すらあります。
重度の熱中症をイメージしていただくと分かりやすいでしょうか。熱中症も暑さによる極度の発汗やエネルギー消耗により死を招くことのある危険な状態ですが、同じことが加齢や不健康な生活により引き起こされることがあるというわけです。
心肺を養うと言うことは命のポンプを元気にすること、と言えます。つまり身体に潤いと元気を補給することができます。
これを漢方の用語で「生脈」といいますが、当店にあります「麦味参(ばくみさん)顆粒」は別名を「生脈散」といい、心肺を元気にしてくれる素晴らしい漢方薬です。生脈散は中国では漢方の強心剤、栄養剤としてなんと点滴としても使われるほどの効果を持った漢方です。
一過性のカラ元気でなく身体の中から元気を生み出してくれるとても良い中成薬です。これからの暑い季節にも大変活躍してくれると思います!
執筆: 漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也
《 漢方のスギヤマ薬局ホームページ 》
不眠症、と一言に言ってもその原因は非常に多岐にわたっています。当店でも不眠相談はその季節、気候、時期などによっても非常に様々な種類のものがあります。
例えばこの冬の時期であれば「冷え」由来の不眠もありますし、受験ストレスによる不眠、というものもございます。ただ、様々な原因はあれど「不眠」が発生するメカニズムは多かれ少なかれ「健康のバランスの崩れ」が根底にあります。つまり健全な身体には快眠が伴うわけであり、不眠の改善には身体の健康づくりが欠かせない、ということになります。一見全くの無関係な事象から不眠が起こることもあります。不眠が起こったからといって、すぐに安定剤や睡眠導入剤を服用してしまう前に、まずはなぜ不眠が起こっているのか、という原因を追究しましょう。
安定剤や睡眠導入剤では根本原因は改善されないばかりか原因が放置されることになり、知らぬ間に症状が悪化することも多々ございます。不眠という症状が出るにはそれなりの健康状態を悪化させる原因があることをしっかりと心がけた上でケアしていくことが肝心です。例えば身体が疲れて発症した不眠には「酸棗仁錠」が効果があるように、不眠=~という漢方薬、ということではなく、タイプに応じた漢方薬を用いていくことが肝心です。様々な原因に対応できる不眠改善の漢方がございます。急性の不眠、慢性の不眠、どちらでも適正な漢方薬を用いることできちんと改善が期待できますのでお悩みの方はぜひご相談くださいませ。正しい生活、正しい漢方で心地の良い睡眠を!
執筆: 漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也
《 漢方のスギヤマ薬局ホームページ 》
便秘にお悩みの方が本当に多いと感じます。「便通」は健康の大きなバロメーターになります。お通じは身体の消化→吸収→排泄という健康を維持する流れの一番最後を担うポイントです。
お通じがなければ体内に排泄されない不要分が蓄積し、身体に悪影響を及ぼします。具体的には肌荒れや胃部や腸の不快感、倦怠感などから始まり、放置が続けば悪性腫瘍などの原因にもなることもあります。
便秘の原因には深いところに「冷え」が潜んでいることが多いのですが、その根本原因となりうる冷えを作り出す原因と言うものが実に様々です。
血液不足(血虚)、疲労やストレス(気虚、気滞)に起因する便秘。あとは生活習慣(喫煙、暴飲暴食、不規則な食事、不眠、運動不足など)が大きな原因になっていることもあります。
便秘に安易な「下剤」の使用はあまりお勧めできません。下剤の性質は西洋薬も中成薬も基本的には「冷性」のものが多いためです。常飲することで結果的にますます腸内を冷やし、便秘傾向を悪化させることにもつながりかねません。
冷えに起因する便秘の場合はおなかの中を温める中成薬を用いるほうがよい場合があります。風邪は万病のもとなどと言われますが、「便秘は万病のもと」も言えると思います。それほど便通と言うものは身体にとって大切な生理機能です。
便秘を完全に治そうとするならば、その原因が、根深ければ根深いほど時間がかかりますし、適正なお薬を選ぶことが何より大切になります。
様々な情報が溢れている現代ですが、中成薬をきちんと選ぶためには自己判断ではなく専門家にご相談することをお勧めいたします。お悩みの方はご相談くださいませ。
執筆: 漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也
《 漢方のスギヤマ薬局ホームページ 》
夏だけの薬ではありません!
オールシーズンに「麦味参顆粒」の力を
今年の夏は異常な暑さから当店でも大変ご好評をいただきました「麦味参顆粒」ですが、夏の時期はとにかく夏の暑さによる肉体疲労や体力の消耗の回復という点にご好評をいただけていたものと思います。
この中成薬は非常にシンプルな構成で、ニンジン、バクモンドウ、ゴミシの3種類のみからできておりますが、体に元気をあたえるニンジン、体を潤し、消耗を防ぐはたらきのあるバクモンドウとゴミシの三つの生薬の配合によって、失われた「水分」と「気」を補いながら、かつ、消耗を防ぐことができます。
つまり夏の時期に飲めば発汗などにより失ったエネルギーと潤い(これが夏バテや熱中症の原因になります)を回復させる、というわけです。
これゆえに皆さんの中には「夏に飲む薬」と思われておられる方が多いのではないか、と思うのですが、実は麦味参顆粒は冬にも素晴らしい効果を発揮します。
冬には大気中の乾燥が強くなるために、乾燥肌、空咳、風邪、インフルエンザなどが起こりやすくなりますが、上気しましたような「水分」と「気」を補う働きにより、これらの症状に対して身体を守ることが期待できます。
特に乾燥系の皮膚疾患をお持ちの方やご高齢の方にはお勧めの滋養強壮剤です。
私個人の使い方としてはサッカーやボクシングの練習、試合前に服用することで発汗しても体力が消耗しづらく、良いパフォーマンスを維持できるので愛飲しております。
夏も冬もオールシーズン活躍する麦味参顆粒をどうぞお試しください。
執筆: 漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也
《 漢方のスギヤマ薬局ホームページ 》
「冷え症」というものは現代女性のほぼ7~8割が感じておられるもはや「国民病」の一つです。
しかし多くの人が持っているから、と安心してはいけません。「冷えは万病の元」と言われるように、頭痛、肩こり、便秘、動脈硬化、腰痛、自律神経失調症、心筋梗塞、イライラ、不眠、アトピー性皮膚炎、アレルギー、脳梗塞など軽度なものから重篤なものまで本当に様々な病気の原因になります。
これはなぜかと言えば冷えというのは身体の力と免疫力を衰えさせるものだからです。
例えば、36.5度という体温であれば身体の中で起こる酵素やたんぱく質の化学反応に最も適した温度であるがゆえに免疫力は強く、健康を保つことができます。
しかし、一度下がった35.5度では臓器が冷え、身体の働きが低下してしまいます。さらに35度、と体温が下がっていけばその傾向はもう一段悪化していき、体の免疫力なども低下して、様々な病気にかかりやすくなってしまう恐れがあります。
ではどのような手段を取るか?
冷え症の改善には様々な良い漢方薬がありますが、まずは綺麗な血を豊富に作る力をつけ、血流を改善し、冷え症などの改善に効果の出る「婦宝当帰膠」から始めてみましょう。低体温の改善にも結びついていく期待がもてます。
血液が汚れ、流れが詰まってしまっているような場合は「冠元顆粒」などの併用を行えば一層効果的です。
さらににんにく、にら、しょうがなどの温性の食べ物を積極的に摂取したり(摂り過ぎは禁物)、足湯や半身浴などを正しく行うなどの生活習慣の改善やプラスアルファの努力でも改善を進めることが可能です。
「温かい体には健康が宿る」
これは中医学の見地から見た間違いのない考え方です。
脱、低体温!お悩みの方はどうぞご相談ください。
執筆: 漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也
《 漢方のスギヤマ薬局ホームページ 》
秋に涼しくなると増える相談があります。
めまい、耳鳴、頭が重い、それと足のツリです。
実は、これらの症状は、お水の代謝ととても深く関わってきます。
しかし、「めまい、耳鳴、頭重」と「足のツリ」はちょっと種類が違います。
中医学では「めまい、耳鳴、頭重」は、うまく代謝できない邪魔な水が体、特に上部に溜まることによっても起こると考えます。
一方、「足のツリ」は、必要な水分が足の筋肉に届かないことによって起こってくる症状と考えています。
昔の人は、足のツリを筋肉が乾いて、硬くなっているイメージで捉えたのです。
そして中医学では、うまく代謝できている必要な水と、代謝できない邪魔な水を分けて考えています。
季節との関係をいうと、気温が低下することで、必要な潤いであれ、邪魔な水であれ、水の動きは悪くなります。
流れる管が縮んでいて、流れている液体もスムーズに流れないイメージです。
西洋医学でいえばリンパ系の流れがスムーズでない感じです。
その結果、不必要なところに、うまく代謝できない水が溜まり、必要なところに、潤いが届かなくなるのです。
足のツリに関して言えば、夏にたくさん汗をかいていることも影響します。
汗をかくことで、筋肉から必要な潤いが失われてしまい、さらに必要な水が、冷えて動きにくくなり、筋肉にスムーズに供給されないことで、攣ってしまうと考えます。
急に出てきた症状ならば、割と簡単に治ります。
お困りの方、いらっしゃいましたら、ご相談ください。
執筆: テンミョウ薬局 天明勉
《 テンミョウ薬局のご案内 》
お客様の多くは「病院で血液をサラサラにするクスリをもらってるんだよ」とおっしゃいます。
「サラサラにするクスリ」。本当でしょうか?
と、いうのも一般的に「血液をサラサラにする病院のクスリ」というものを挙げてみると「バイアスピリン」、「バファリン81mg」、「パナルジン」、「プレタール」、「ワーファリン」などがあります。
これらは一般的には「血栓予防薬」と呼ばれます。
働きとしては「血小板の働きや血液が固まる過程を阻害して血を固まりにくくする」というようになっております。
確かに梗塞の大きな原因となる血栓を予防する上では大事なお薬ですが、副作用があったり、定期的な検査を必要としたり、食べられる食品が制限されたりすることもあります。
漢方薬にも血液をサラサラにするものがあり、お客様の多くはこれらを西洋薬と同じものとしてとらえられている方が多いのですが、これは残念ながら間違いです。
西洋薬はあくまでも血液の成分を固まりにくく、血栓を出来づらいようにするものですが、漢方薬は血液を浄化し、血液の質を高めることにより、血流を改善したり、血栓や梗塞を予防することができます。
もちろん食事の制限をする必要もありませんし、正しく用いれば副作用を怖がる必要もありません。
確かに西洋薬のような即効性を期待するのは難しいかもしれませんが、そもそもの目的が異なるため、漢方薬だから効果の発現が遅い、ということではなく、各々のアプローチの方法が違うものであるということをご理解していただきたいと思います。
例えば、夏の時期に多い脳梗塞は気温の上昇により体内が脱水状態になり、血液の容量も減少し、心臓から打ち出す血液量が減少することにより、血圧が低下しやすく、その結果として動脈硬化の素因を持っている人は血液が固まりやすくなり、発症するケースが多くなります。
動脈硬化の素因がある人=血中コレステロールや中性脂肪が多い人、糖尿病の人など様々な持病がある人であることが多いわけであり、ただ血液成分だけを流れやすくサラサラにすればいいというものではありません。
こうした時に、血だけではなく、服用することにより体内のこういった持病も一緒に改善していけるのも漢方薬の大きな特徴です。
血液の質を高める血液浄化の漢方薬としては当店では冠元顆粒や婦宝当帰膠などがありますが、いずれもその品目に応じて様々な血以外の恩恵を受けることが出来ます。
様々な漢方がある中で、自分に必要なものを選び、それを服用することで血液の質は高まり、多くの病気の予防や改善にも大きな力になるでしょう。
梗塞のような重篤な症状は何よりも日ごろからの予防が肝心です。
西洋薬だけでは不安、西洋薬の副作用が心配、漢方薬を試してみたい、と言う方は是非ご相談いただければと思います。
執筆: 漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也
《 漢方のスギヤマ薬局ホームページ 》